東京都練馬区の自宅で44歳の長男を刺殺したとして殺人罪に問われ、16日の一審判決で懲役6年とされた元農林水産事務次官熊沢英昭被告(76)の弁護人は17日、東京地裁に保釈を請求した。
弁護側は執行猶予付きの判決を求めていたが、地裁は「強固な殺意に基づく危険な犯行だ」とし実刑判決を言い渡した。
判決によると、6月1日午後3時15分ごろ、自宅で長男英一郎さんの首などを包丁で多数回突き刺し、失血死させた。
起訴後の6月21日にも保釈請求したが退けられていた。
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